ホンモノの気持ち(Netflix独占配信)
原題:Zoe
2018年 アメリカ 104分
監督
あらすじ:人間とアンドロイドの恋愛ストーリー
~自分の作ったアンドロイドに好意を持たれてしまった...さあどうする?~
ジャンル:恋愛、SF
総合評価 16
ストーリー:2.5
演出:5
キャスト:5
ロマンス:3.5
レア・セドゥとユアン・マクレガーの豪華主演の近未来SF恋愛映画。
人間に代わって仕事をするロボットが普及し始め、その一方で人間同士が疑似恋愛を楽しめる薬が流行ったりパートナーを心理分析で探すシステムが横行している世界の物語。
雰囲気がなんとなくAI(2001年)に似ているがそれより近い未来の設定っぽい。
ストーリーは単純で王道。しかし”相手を好きになる”とはどういうことなのかを考えさせてくれるテーマを持った映画。
映像美と音楽が素晴らしいので雰囲気だけでもかなり楽しめる。
あとレア・セドゥが美しい!ファンは絶対見よう。
しかし現在視聴できるのがNetflixだけという悲しい現実。
007 ノー・タイム・トゥ・ダイ
原題 No Time to Die
2021年 イギリス、アメリカ 164分
監督
あらすじ:ダニエル・クレイグ版ボンドシリーズの最終章
~No Time to Die(意深)~
ジャンル:007、アクション
総合評価 18.5
ストーリー:3.5
演出:5
キャスト:5
アクション:5
ぶっちゃけると筆者はジェームズボンドというキャラクターはそこまで好きでは無い。
しかし、ドジもするし過去の女性に未練たらたらで落ち込んで時には逃げもするけど硬派でかっこいい人間味あふれたダニエル・クレイグ版ボンドは大好きである。
そして本作ダニエル・クレイグ版007の最終章を見終えた結果・・・なんて言うかしんみりとして悲しいという感情が凄い...本当にこれで終わりなんだなと。
前半はスタイリッシュなアクションとスピーディーな展開だが中盤から少しダレた印象。
でも後半からある新要素が加わるので物凄くハラハラする場面もあり。
そしてラストは衝撃の結末。
エンドロールが流れる中、原題(日本では副題)No Time to Dieとはこう言うことだったのかと思い知らされた。
結末は良いんだけど、そこに至る道筋が悲しすぎるというかもう少しなんとかならなかったのかと個人的に思った。
私事だがレア・セドゥが大好きなので最後までメインヒロインしててくれて嬉しかった。
でも映画の面白さはカジノロワイヤルからスペクターの4作品の方が上。
孤狼の血 LEVEL2
2021年 139分
監督
あらすじ:「孤狼の血」の続編
~松坂桃李(二代目不良刑事) VS 鈴木亮平(出所した最強最悪のヤクザ)~
ジャンル:邦画、Vシネ、アクション、ハードボイルド
総合評価 18.5
ストーリー:4.5
演出:5
キャスト:5
アクション:4
前作では真面目だった主人公の刑事(松坂桃李)が、マル暴の先輩刑事(役所広司)の後を継ぎ、堅気にも身内にも手を下しながら暴れまわる最強最悪のヤクザを追う物語。
本作は前作と比べてドラマ性よりもアクション要素が多め。圧倒的な悪を演じる鈴木亮平の存在感のおかげで善を演じる松坂桃李をつい応援してしまうような王道ヒーロー物映画となっている。個人的に大好き。
終盤のカーチェイスは是非劇場で見て欲しい。
ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ
原題 Sicario: Day of the Soldado
2018年アメリカ 122分
監督
あらすじ:強いおっさん VS メキシコカルテル第2章
~宿敵カルテルのボスの娘を誘拐して利用しようと思ったらなんやかんやあって救出する羽目になりました(泣)~
ジャンル:アクション、ミリタリー、メキシコカルテル
総合評価 18.5
ストーリー:4
演出:5
キャスト:5
アクション:4.5
ボーダーラインの続編で全三部作予定の中編となる本作。
前作の主人公(?)女性FBI捜査官は登場せず、裏主人公であった謎のおっさん二人が本作の主人公。
メキシコの現状描写を重視した前作よりもアクション映画寄りになった印象。
中編的な扱いなので次回作に繋がるよう気になるところで終わるのが少し残念というかもどかしい。
2時間超えだが次の展開が気になってあっという間に感じた。もっと続いて欲しくて残りの再生時間を気にしてしまう凄い映画。
はやく続編が見たい。
※監督が前作と違うが私はそれほど気にならなかった。
ボーダーライン
原題 Sicario
2015年 121分
監督
あらすじ:女性FBI捜査官 VS メキシコカルテル(大嘘)
~国境を越えメキシコ危険地帯に突入、カルテルをぶっ潰せ!~
ジャンル:アクション、ドラマ
総合評価 19
ストーリー:4.5
演出:5
キャスト:5
アクション:4.5
メキシコカルテル映画に分類される作品。
アメリカの国境沿いにあるメキシコの危険都市シウダー・フアレスが主な舞台。
警察までもギャングに買収され誰も信用できないというメキシコの怖さが実に上手く表現されて終始緊張感が抜けない映画。
カルテルを表立って登場させず未知的な怖さを高めているのが素晴らしい。
FBIの女主人公(?)と共にカルテルと戦う謎のおっさん二人がめちゃくちゃかっこいいので、戦うおっさん好きは絶対に見るべき映画。
気に入ったら続編ソルジャーズデイもおすすめ!